スピナーベイトの続き

前回の記事から結構日が開きましたが、改良というかバリエーションの一つとしてこんなタイプも作ってみました。

前回紹介したのは、オーソドックスなシングルブレードタイプ。

これはちゃんと泳いでくれましたが、もっとゆっくり引けるタイプも欲しいと思っていた。

ということはブレードの抵抗を高めてやれば良いわけで、そのためにはブレードを大きくするか数を増やすのが手っ取り早い。

ブレードを大きくするのはただ交換すればいいだけだ。

 

バス用スピナーベイトには2枚3枚ブレードのものがある。それは大抵、前後タンデム配置のものが多い。

それらと同じではつまらないので、どうしたのかというと前後ではなく左右に並列としてみた。

 

構想10分、製作15分で完成。

 

ブレードへ延びるV字のワイヤーの長さや角度はすべて勘だ。見た目で不自然に感じないように仕上げた。

先日、川でスイムテストを行ってみた。

結果は、バランスを崩すことなく綺麗に泳いだ。ブレードはキラキラと回りアピールしつつ、フックは針先を上に向けて安定していた。スピナーベイトは糸撚れが発生しないのがとてもイイ。

淵で一旦沈ませればボトムをトレースできる。一方、ダウンで引けば表層付近をゆっくり流せる。

が、あまり速く引くと水面から飛び出す。

 

今回は手持ちがなかったのでブレードはウィローリーフとした。

そのため引き抵抗は結構低めだった。本当はコロラドタイプを付けたかった。

そうすれば心地よい引き抵抗でもう少しゆっくり引けるはずだ。

 

この時点でも十分釣れそうなのだけれどね。